校内の通信ネットワークを、短期間・低コストでどう整備するか。私たちはアクセスポイントにこだわることで答えを出しました。
2019年12月13日に、児童生徒向けの1人1台の端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備するための予算が閣議決定されました。1人1台端末は、もはや令和の時代における学校の「スタンダード」である必要があります。社会を生き抜く力を育み、子供たちの可能性を広げる場所である学校が、時代に取り残され、世界からも遅れたままではいられません。それだけでなく、多様な子供たちを誰一人取り残すことのない、個別最適化された学びを提供しなければなりません。そのために、高速大容量の校内設備ネットワークの整備は急務となっています。

文部科学省が提示している「GIGAスクール構想の実現パッケージ」には、校内LAN整備の標準仕様として以下の内容が記載されています。
- 工事が必要となるケーブルはカテゴリー6A以上対応
- ハブやルータ、スイッチ類は将来の市場展開に応じた容易な更新を可能とすることを念頭に、1Gbpsの普及モデル
- クラウド活用はもとより、大容量の動画視聴やオンラインテストをストレスなく行えること
- 校内LAN整備と同時に行われるクラウド監視等構築、電源キャビネットの整備
校内ネットワークの整備で用意する機器
- ルータ(1Gbps 普及モデル)
- スイッチ(1Gbps 普及モデル)
- AP(1Gbps 普及モデル)
- LANケーブル(カテゴリー6A)
- 電源キャビネット

THINK
私たちが考える、GIGAスクール構想への思い
文部科学省の調べによりますと、国立・公立学校の数は、小学校 19,864校、中学校 9,492校、中等教育学校 35校、高等学校 3,488校、高等専門学校 54校となっています。
※ 参考:ナレッジステーションデータ(平成30年度)/文部科学統計要覧(平成30年版)
今年度予算を学校合計数(32,933校)で割りますと、校内通信ネットワークの整備は1校あたり400万円弱になります。この予算で、32,933校をなるべく短期間で整備しなければなりません。しかし1校を整備するだけでも、「どこに機器を置くか」「ケーブルの配線ルートの確定」「工事のスケジューリング」など考慮しなければならず、拘束時間が長いとその分費用が高くなってしまいます。
私たちは、子供たちの成長をお手伝いするために、どうすれば短期間・低コストで整備できるかを考えました。その結果たどりついたのが、アクセスポイントへのこだわりです。
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